今朝は、吉田拓郎のライブを観に行っていた…夢で目が覚めた、ラッキーな絵咲木です。
一度も、行けてないのに、なんと!
昔、私の中学2年のクラスに、片思いの男子がいて、その彼が、俗に言う2号さんの子供でお金は何不自由ないらしく、
当時の学生服も、程よく改造していて、靴もみんな白いスニーカーだったのに、彼はVANの紺のバスケットシューズ。
VANって、紳士服のメーカー?で、余裕がある人しか買ってもらえないものでした。
ワルって程ではなく、緩くはみ出している感が、心くすぐられました。
背伸びしても、届くはずもなく、席替えで近くなると、ドキドキを抑えるのに必死でした。
それとなく、彼の友達に彼の好きなものを聞いたり、で、吉田拓郎や、当時のフォークシンガーに凝っていること知りました。
テレビにも出ない、フォークソング、何ぞや?
本屋さんで、拓郎の記事があると買ってきて読みふけり…。
「新譜ジャーナル」とか、本屋さんに頼んで取ってもらいました。
昔は、iPhoneもパソコンもなく、検索ってことができませんでした。
なので、ググるって作業の大変だったことと言ったら。
今は、情報があふれていて、おぼれるくらいです。
ある日、その彼が、お休みだった。
昔は、給食のパンとかプリント等を持って行ってあげることが普通でした。
なので、決死の覚悟で、彼の家に届けました。
今考えると、バカだなぁ…セーラー服の私。
風邪でへたっている彼に渡して帰ってきました。
風邪ひいて、母親の横の布団に寝ていました。母親も、スナックっぽい仕事で、布団を敷いたままみたいで気まずく。
帰りのバスで、揺られながら頭の中は真っ白でした。
そして、中3になったら、クラスが分かれ、高校は同じだったけど、2年生で退学、辞めていきました。
年上の彼女さんに、子供が出来たとうわさで聞きました。
私の友達に「俺の事は、忘れてくれ」と伝言を頼んで。
馬鹿言うんじゃないよ、私は一度もこくっていないし、付き合ってもいない。
なのに、フラれる?
うすうす感づかれていたのでしょう…けど、「俺の事は、忘れてくれ」って大人のつもりかって!
彼との共通の女友達が、多かったから。
その子たちと彼と山にも登っけど、友達の友達のままだった。
バンドのボーカルを探していると聞いて、友達と行ったけど、お声が掛からずじまい。
伝言を聞いて、校舎の裏庭で、その友達と、大泣きしいたのも、甘酸っぱい思い出です。
人生は、長く、何度も、こんな消しゴムで消したいカッコ悪いことが沢山ある。
けれど、拓郎の歌は、今も好きです。
なんだか、心のどこかに響く声です。

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一度も、行けてないのに、なんと!
昔、私の中学2年のクラスに、片思いの男子がいて、その彼が、俗に言う2号さんの子供でお金は何不自由ないらしく、
当時の学生服も、程よく改造していて、靴もみんな白いスニーカーだったのに、彼はVANの紺のバスケットシューズ。
VANって、紳士服のメーカー?で、余裕がある人しか買ってもらえないものでした。
ワルって程ではなく、緩くはみ出している感が、心くすぐられました。
背伸びしても、届くはずもなく、席替えで近くなると、ドキドキを抑えるのに必死でした。
それとなく、彼の友達に彼の好きなものを聞いたり、で、吉田拓郎や、当時のフォークシンガーに凝っていること知りました。
テレビにも出ない、フォークソング、何ぞや?
本屋さんで、拓郎の記事があると買ってきて読みふけり…。
「新譜ジャーナル」とか、本屋さんに頼んで取ってもらいました。
昔は、iPhoneもパソコンもなく、検索ってことができませんでした。
なので、ググるって作業の大変だったことと言ったら。
今は、情報があふれていて、おぼれるくらいです。
ある日、その彼が、お休みだった。
昔は、給食のパンとかプリント等を持って行ってあげることが普通でした。
なので、決死の覚悟で、彼の家に届けました。
今考えると、バカだなぁ…セーラー服の私。
風邪でへたっている彼に渡して帰ってきました。
風邪ひいて、母親の横の布団に寝ていました。母親も、スナックっぽい仕事で、布団を敷いたままみたいで気まずく。
帰りのバスで、揺られながら頭の中は真っ白でした。
そして、中3になったら、クラスが分かれ、高校は同じだったけど、2年生で退学、辞めていきました。
年上の彼女さんに、子供が出来たとうわさで聞きました。
私の友達に「俺の事は、忘れてくれ」と伝言を頼んで。
馬鹿言うんじゃないよ、私は一度もこくっていないし、付き合ってもいない。
なのに、フラれる?
うすうす感づかれていたのでしょう…けど、「俺の事は、忘れてくれ」って大人のつもりかって!
彼との共通の女友達が、多かったから。
その子たちと彼と山にも登っけど、友達の友達のままだった。
バンドのボーカルを探していると聞いて、友達と行ったけど、お声が掛からずじまい。
伝言を聞いて、校舎の裏庭で、その友達と、大泣きしいたのも、甘酸っぱい思い出です。
人生は、長く、何度も、こんな消しゴムで消したいカッコ悪いことが沢山ある。
けれど、拓郎の歌は、今も好きです。
なんだか、心のどこかに響く声です。


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最終更新日 : 2023-02-02