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絵咲木陶器と猫とカフェ日記 そして田中吉政の歴史

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2019-10-01 (Tue)  17:26

筑後国福島城の堀のこと

福島城の周囲の川のお勉強。

八女の水系と開発

集落は弥生時代からすでに低位段丘上に展開したことが知られるが、開発に伴う農業用水源として、洪水を度々起こした矢部川とその支流星野川が利用され、灌漑用水のネットワークが巧みに張り巡らされ、地域のインフラストラクチャを形成した。
福島の北側、八女台地との間には星野川の山ノ井堰から取水した山ノ井川が流れ、南側、矢部川との間には矢部川の花宗堰から取水した花宗川が流れ、それぞれ周辺に広がる広大な水田を潤している。「矢部川の歴史」
これら山ノ井川や花宗川が灌漑する地域には、「反」「坪」などを付した字名が広く存在し、方形に区画された水田も広がることから、条里制に従った地域を灌漑する山ノ井川は堰によって分流し、条里制の区画と対応して東西に平行に流れ「八女市史上巻」、福島の南側の一帯を灌漑する花宗川の一部も東西に流れ、八女地域全体が条里制下に置かれていたと推定される。
ただし、福島の位置する低位段丘上は、周辺のほぼ絶対方位に従う条里制区画とはやや向きを異ならせ、灌漑用水も星野川の中ノ井堰から取水した中ノ井川から得ており、水田としての開発は遅れたと考えられる。

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ここ大事。

八女市山内の星野川から取水。

中ノ井堰


中ノ井川は福島の東方で二手に分かれ、北側の流れは福島城下町の北側を取り巻いていた外堀に流れ込み、旧城下町域の周辺を巡った後、西方へ流れて山ノ井川に合流し、南側の流れは城下町の南東側をやや離れて流れ、福島の南側、高塚との境で、花宗川と合流する。

中ノ井川3

中ノ井川2

中ノ井川1


旧城下町域の内部には、南側の外堀を始め、中の土手川、二の丸川、城下町の内堀となった紺屋町川などの小水路が流れるのみである。

堀の水が、何処から流れ込むか、やっとわかりました。

この取水のやり方は、柳川城の二ツ川とそっくり。

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最終更新日 : 2019-10-01

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